緑川涼香 卒業記念すぺしゃるっ(Part.2)
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熱い思いを語った前回の記事に続き、コロナ禍休館を経た頃の涼香さんの活躍を追っていきます。

1.メリア

高低差や奥行き、立体的なフラを最前線で踊る涼香さんの、魅力溢れる演目。大切な人をpua melia(プルメリア)の花に例えたラブソングであり、花の香りや漂う切なさを、100%以上で表現する踊りが、観客の視線を集めます!

2.花は咲く

東日本大震災から10年のタイミングでショーにラインナップされた一曲。ハワイアンズはだいたいの夜ショーに、「フラガール〜虹を〜」以外で日本語詞が一曲入ります。その中でも強い意味を持った楽曲。衣装の青は、悲しさと、希望の青空と両方感じさせるようで、今までの全演目の中でも特に私のお気に入りです。涼香さんの踊りは、この深く重い楽曲の意味を、いっぱいに抱えられるだけ抱えきって踊っているような魅力がありました。ベストパフォーマンスのうちの一つ!

3.アギマイセマタギ

サモアのハワイアンズ人気曲。一見シンプルに見える振り付けでも、絶妙な角度感で飽きさせない踊り!この曲は3パターンの衣装〈クイーン1人、ナイフチーム2〜4名、ノーマル(?)〉での登場。毎度自分の衣装を最高に着こなす涼香さん、セマタギもベストマッチでした👏!

4.ヒビナウ

私が知る中で最高傑作といえるタヒチ群舞、ヒビナウの涼香さん。しなやかな姿が圧倒的でした。初めから最後まで、輪になって踊る非常に珍しいフォーメーションでありながら、飽きることなく、むしろもっと見ていたいと思わせるのは、ショー時間短縮を逆手に取った作戦勝ちでしょう。ファイヤーナイフダンサーと、ソロ衣装に匹敵する豪華な衣装の下級生、そして涼香さんが纏う、誤魔化しの利かないこの衣装。これを思い出す時にはまず涼香さんが浮かぶ!フォーメーションの特性上、撮影難度の高さもトップクラスだったため、映像では伝わりきらないカッコ良さがあると思います。

5.ありがとFOR YOU

ハワイアンズのフラガールを主人公に描いた2021年公開のアニメ映画「フラ・フラダンス」を丸ごとテーマにした夕方のショー。一曲目のこの曲は、カラーの違う衣装を着た5人でステージを彩ります。キャラクターの性格の設定もしっかりしていて、涼香さんの紫は、初めは笑顔が苦手だったけれど、仲間と過ごすうちに少しずつ表情が出てくる素敵な役でした。それにしてもこのふんわり感!体重1gくらいなのかと思うほど、軽いステップが芸術の域だと思いませんか!?

6.カウアロク

同映画で出てくるこの踊り。私がハワイアンズに行き始めた2018年頃のショーで行われていた演目の衣装そのままです。私の主観ですが、制作サイドもこの頃のハワイアンズを見て「映画にしたい!!」と感じたと想像してしまいます。初めて見たこの時の昼ショー・夜ショーはものすごい衝撃で、映画をつくる人の心にも強く刺さり、この作品を完成させたように思ってしまいます。見た目よりずっと重い「ウリウリ」を持って、ブレずに目一杯伸びやかに腕を広げる踊りは、簡単にできるものではないと思います。特に身長に恵まれた涼香さんは、力も使うと思います!涼しい顔で踊る姿、可愛いさもありながら、フラガールの技術の高さを見せつけるようでカッコよかったです。

7.サンフラワー

映画のエンディングテーマ。この涼香さんのビジュ、とても好きです😊私はストレートヘアの涼香さんが、シュッとして長所を際立たせるスタイルな気がして好きでした😊(周りのファンはカール派が多い気が!笑)余談ですが、私ハロウィンなどのイベントでフラガールのコスプレを何回かしていて、そのうち2回はおこがましくも涼香さんを見本にしました。好きを通り越して、なりたい欲!笑

これは特によく撮れているなあと自負しています。映画「フラ・フラダンス」から入った人が、ホンモノを見て、確実に更なる魅力を感じることができる踊りでした。ファンとして鼻の高いパフォーマンス!

8.マイテティアレ

コロナによるショー短縮で一度カットになった後、再改編で復活した演目。優雅なワルツに引けを取らないエレガントさ。涼香さんを特にたくさん撮った一曲ですので、ヘアスタイルも2種類お楽しみください。笑

特に、ストレートスタイルの、全顔の表情が見える時と、半顔しか見えない時のそれぞれの良さを見てほしい!曲に合った表情はもちろん完璧ですし、横顔のキレイさも必見です。

ご覧の通り、美しさと実力を兼ね備えた美しいダンサー。わざわざ言う必要もないのかも知れないですが、やはり51期生の2人がソロダンサーとしてステージに立つところを見たかった!けど、みんなにそう言わせるくらい、愛されていたことが、彼女たちの持つ宝ですね。ハワイアンズの大事な局面を支えてきたダンサーの活躍は、ファンの胸に強く残っています。

わたしが言うのはヘンなのかも知れないですが、涼香さんを筆頭に、フラガールへは憧れ(?)のような感情を抱きます。今まで歌や踊りなどのアートを見るときは、完成された姿(例えば歌手だったら、MVやアーティスト写真)だけに関心があったのですが、フラガールに対しては、初めてバックステージにも興味を持ちました。なんか言い方きもくなりますがw!普段から等身大の姿でファンと向き合ってくれるからこそ、私たちも知りたくなるのでしょうか。涼香さんも、我々を夢中にさせてくれる、素敵な存在でした。

私は今、いわき市に向かっています。今日の今日、涼香さんのラストステージを見届けます。寂しい気持ちでいっぱいですが、涼香さんが過ごした大切な場所での最後の時間を、しっかりと焼き付けてこようと思います。全力で応援📣するじょ!👏

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