
何をどのポジションで踊るにも丁寧、フラガールの鑑と言える存在の箕川葉月さんが退団を発表。界隈では多くのファンが寂しい思いでいっぱいです。彼女の素敵な踊り、もっと見ていたかったけど、人生のネクストステージでの活躍を願いながら、彼女のパフォーマンスを振り返っていきましょう!
1.赤いレイ
フレッシャー感たっぷりの演目。でもそこは我らが箕川葉月!全身で、本当に指先まで行き届いたダンスで、新人演目でありながら一切飽きさせない、惹きつけるチカラがあります。受け継がれて行くべき、フラガールの真髄!
2.カ・ワイ・レフア・アアラ・カ・ホヌア
デビューから2つ目の夜ショーにして、葉月さんをはじめとする53期生のダンサーあってこその演目。葉月さんや、共に同期として活躍した吉村めいさんなど、新人たちが大役を任され、その期待に120%以上で応えてショーを盛り上げていました。ショー全編を通しての「見ごたえ」を途切れさせぬよう、努力して習得した技術を惜しみなく披露。赤いレイと違った、フレッシャーズの緊張感が、ショーにおける表現の厚みを感じます。
3.ムアニツオクォ
下級生のうちは、フラ・タヒチ・ニュージーランドの踊りを担当するのが基本ですが、当時のショーは島サミット開催を控え、フィジーやトンガなど、必ずしもラインナップされるわけではない国の踊りが含まれていました。そこでもさすがの実力派集団53期生、みんなが基本三種意外の踊りに振り分けられています。跳ねたり止まったりゆらゆらしたり、乱れること無い葉月さんの踊り、とても綺麗です!
4.炭鉱タヒチ
私の大好きなショー「魂 〜Try Try Try〜」突入です!オープニングを飾ったこのタヒチアンの踊り。お昼の花や海のステージイメージを、一気に炭鉱へタイムスリップさせる、伝説の演目です。55年の節目、厳かな演出になりがちかと思いきや、遊び心も忘れない大好きなショー。女方を演じた葉月さんの笑顔を咲かせるこのシーン、ステージがパッと明るくなったことを思い出します!
5.ナーぺアオ・ホクレア
希望をのせた船を、目一杯手を伸ばして表現する踊り、何度見てもワクワクします。専属バンド「エテネタヒチアンズ」の演奏で、さらに疾走感も増して、現代風に。よく似合っていて、本当にセンスの良いショー!葉月さんの良さが最大限に表れているように感じます。
6.トゥトゥキ
ハワイアンズ代表演目のひとつ。さまざまなイベントで披露されている楽曲の完全版がいよいよレギュラー公演にラインナップされたところでコロナ営業停止→短縮によるカットに。短い期間でしたが、この最高の笑顔は葉月さんを語る上で外せません!元気をくれる特別な笑顔です。
7.タウプロツ
私にとって、ハワイアンズ史上最高傑作の演目。このメンバーに葉月さんが選出されてとても嬉しかったです。手先の動きがキレイだし、リズム通りに踊るのではなく、独特な間を持たせる必要のある高難度の振りも上手にできる葉月さんだから適任!結局目を離せません。そして、表情に踊れることの楽しさや嬉しさが浮かんでいるようで、可愛らしさも垣間見える2分間。本記事のクライマックスかもしれませんね!
8.サンバタヒチ
ロングラン公演となった昼ショー「Pili Ka Lani 〜ようこそ楽園へ〜」。いくつものマイナーチェンジを経た中、オープニングの白い衣装のタヒチアンは、このショーの顔でした。スタート前日は、前代未聞のプレイガイドでゲネプロ公開チケット販売など、力の入ったショーであることが伺えたし、私のハワイアンズファン人生においても、多くの時間を占めている、いわば青春のショーです。
その大事なショーのオープニングに、当初からセンターで登場していたのが葉月さんでした。昼の明るさをタヒチアンで表現するのに、真っ白な衣装がピッタリ!「元気いっぱい!」を表現するモードがしっかり入っているのを感じます。
9.ワイキキフラ
葉月さんによく似合ったこの衣装は、アニメ映画「フラ・フラダンス」でもメインビジュアルで描かれています。腰のユラユラがとても可愛らしく、まさにフラの癒しと陽気さが表現された、隠れハイレベル演目だった気がします。
10.マヌ
入学時期ごとに分けたチームで、それぞれの振り付けを踊る人気演目!53期生の踊り、当たり前に見ていた頃を懐かしく思うファンが多いのでは無いでしょうか。ありがたい時代でした!圧倒的なセンスのある振り付けを、ほぼ月替りにリニューアルしていた53期生チーム🥺少し枠を外れたような季節限定振付など、確実な「見どころ」になっていました。
ひとまずここまで10本の動画を見てきました!どこをとっても独自の魅力があるのは、絶えず影の努力をしてきた彼女だからこそ!載せきれてない部分もたくさんありますが、続きもさらに磨きがかかった時期の映像をお届けできると思うので、お楽しみに😁